メル・ダンカンNP事務局長来日

非暴力平和隊講演会
＜非暴力平和隊のチャレンジ―これまでとこれから＞

中東、アフリカ、そしてアジア各地に広がる内戦、部族抗争などで損なわれている＜人間の安全保障＞に対して、武器をもたない市民が紛争地に入り、非暴力平和の活動を続けています。ベルギーのブラッセルに本部事務局を置く＜非暴力平和隊＞（NP）もその一つで、2003年以来スリランカ、フィリピンなどで活動を続けています。
NPの創始者の一人で、平和活動家として世界的に知られるメル・ダンカンNP事務局長が来日するのを機に、下記の通り講演会を開催いたします。フィリピンでNP活動メンバーの一人が2009年2月半ばに誘拐され6月初めに解放されるという事件がありました。ダンカン事務局長は、その事後処理でフィリピンに行くに先立ってスリランカに赴き、政府軍による武力制圧で内戦が終結した後に発生した多数の国内難民の問題に、国際NGOとしてどう対処していくか等の調査に当たります。来日は、その合間をぬってのことで、「非暴力」の理想が、現実にどのように直面しているかについて、つぶさに語っていただきます。

記

講師：メル・ダンカン非暴力平和隊事務局長（通訳付）
日時：7月12日(日曜日)　18:30～20:30（18:00開場）
会場：文京シビックセンター３階区民会議室Ａ＋Ｂ（電話　[phone]）
　　　営団地下鉄丸の内線、南北線の後楽園駅、都営地下鉄三田線、大江戸線の春日駅からいずれも徒歩１分
参加費：８００円
連絡先：非暴力平和隊・日本（NP）　　ウェブサイト：http://np-japan.org/
TEL [phone] 　メール：[e-mail]

講師等紹介：約３０年間、「中央アメリカの平和問題」、「軍需産業の平和的転B」、「核廃棄物貯蔵反対運動」、「社会福祉改革提案運動」、「野球場への公共投資反対運動」などの活動に携わる。「ミネソタ．ピースキャンペーン」、「障害を持つ人たちと共に変革提言」、「ミネソタ・進歩的行動のための同盟」の三組織を創設。NP創設前の１年半、フランスの仏教共同体で訓練を受ける。NGOの資金集めに奔走し、講演等で全米各地を駆け回る。米国ミネソタ在住、妻ジョージアと８人の子供の家族。