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広瀬隆さんと、10年前でしたがお話を交わしたことがありました [原発]

10年前の自分の、日記のようなものをみつけました
広瀬隆さんは、けっして不安を煽る人ではありませんでした
なつかしく下記、再掲します

ph01.jpg
写真は日経ビジネスより
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090423/192786/

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2001年10月15日(記)
 広瀬隆さんの講演会

2001年10月14日(日)は、広瀬隆さんの講演会を聴きに行きました。
茅ヶ崎市内の市民学習グループ「REN」が主催したものです。
テーマは「燃料電池が世界を変える」でした。

「危険な話 チェルノブイリと日本の運命」ではじめて広瀬隆さんの存在を知り、ロスチャイルドの世界支配や「私物国家」での日本の黒幕の系図などを読むたび知るたびに重い気持ちになっていました。
ですから広瀬さんの話を直接聴けるというこの機会を、楽しみであるとともにじつはあたかもノストラダムスの終末論を聴いてしまうかのような、そんなある種の「覚悟」を持って、ぼくは会場に足を運んだのでありました。

ところが、意外にも講演の内容は肯定的な未来技術の展望のお話しでした。
広瀬さんは午後1時半からなんと4時半までの3時間、途中10分の休憩を入れただけで熱く、そして淡々と語って下さいました。

内容は・・・ぼくがあれこれ書くよりも「燃料電池が世界を変える」をお読み頂けばわかります。
これまた分厚い本ですがとても読みやすいですよ。お勧めです!

遅れて行ったため(午前中は浜で町内会の地引き網大会だった)、空いていた一番前の席に座ったこともあり、休憩時間にはミーハーにも本にサインまでいただき、帰り道は偶然にも出口で一緒になり、茅ヶ崎の駅までお送りしながら二人でお話しをする機会まで得てしまいました。(なんとも悪運の強いことか)

帰り道でのお話しダイジェスト。(文責は高橋にございます)
高「あんな本当のこと書いちゃって身の危険とかないんですか? あれだけの情報を得るにはたくさんの有能なブレーンとかおられるんでしょうね」
広「いえいえ、ひとりで調べてますよ。ひとりでやってるから反対に安全なんですよ」

高「書き表すこともできないとんでもないこともいろいろあるんでしょう?」
広「そりゃあ、もう・・・・」とぐっと息を呑み込む広瀬さん。
そりゃあ、通りすがりのぼくには言えるはずないですよね。

広瀬さんが今最も心配されていることは、この地域での巨大地震。
もうタイムリミットは来ている。
その時の浜岡原発は・・・。
遺伝子組み替えや狂牛病の持つ本当の危険性。
環境ホルモンの危険性。
今回の戦争も日本のメディアはCIA情報の垂れ流しばかり。本当の情報がアメリカ以上に知らされていない日本。
本当の状況を自ら調査し市民に知らせていくジャーナリストが日本にはいなくなってしまった。この状況も日本にとって危機的だと嘆いておられました。

ああ、感謝感激。
「地球の落とし穴」で広瀬さんがインターネット嫌いだと知っていたのでちょっと緊張していたのですが、このサイトのURLを書いた名刺までお渡ししちゃいました。
http://www.geocities.jp/pnnta13/

主催者のRENのみなさま、すばらしい講演会をありがとうございました。

kikennahanashi.jpg

-------------------------------以上(2001年10月15日 記)----------------------

あれからもう10年
当時から、広瀬隆さんは日本のジャーナリズムを憂いておられたんですね
こんなかたちで広瀬さんの指摘が現実になってしまうとは

2011年3月11日、茅ヶ崎も震度5弱の揺れを体験しました
その時から悪い夢がいつまでも覚めないでいるのではないか...
まだ、現実を認めたくない心境の自分がいます

2011年5月6日の今日、再掲します




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